「新世界」で決定

　今日は，長池ネイチャーセンターで練習です。第1回の演奏会候補曲として，新世界と運命を試奏したあと，エルガーの「愛の挨拶」の練習をしました。

　そのあとで第1回の演奏会で取り上げる曲目を決めました。圧倒的多数で「新世界」が支持されて，初回はこれで決まりです。

　ということで，ドボルザークの「新世界」です。私にとっては，中学校時代にブラスバンド部の顧問の先生に，「せっかくだから，クラシック音楽を聴くように」と言われ，初めて聞いた曲です。たまたまチェコ・フィルが来日していて，FMで放送されたのを当時はモノラル録音し，くさるほど聞きました。「クラシック音楽にはこの親しみやすい曲から入った」という非常にありがちなわかりやすい構図です。

　逆に，実は試奏する前までは聞き飽きたかな，とも思っていました。いざやると当時のことを思い出してしまうのか，非常に感慨深いものがあります。1楽章でちょっとしたリズム打ちをしているだけで，結構ジンジン来たのは，やはりこの曲が持つ本来の魅力のなせる業なのでしょう。

　なお，今回漏れた「運命」，「未完成」，そしてブラームス交響曲第1番も，今後近いうちに取り上げる予定です。特にブラームスの1番は，第2回の有力候補のようです。このあたりも決まりましたら，このページで報告します。

　このページを見ている方で，こういう曲に興味のある方，是非私たちと一緒に，活動しませんか。大歓迎ですので，よろしくお願いします。